『第3話 〜フェルナン〜』
「お困りのようだね、お嬢さん!」
突然後ろから声をかけられて、びっくりするマルト。おそるおそる振り向くと、見知らぬ男性が、ぬっとこちらに向かって手を出してきて……。
「き、きゃぁ〜!!」
思わず叫んでしまったマルトの荷物を、なんと片手で軽々と担ぎ(あれだけたくさんある荷物をです)、人懐こい笑顔を浮かべ、こう言いました。
「や、ごめん。驚かせたかな? 可愛いお嬢さんが困ってるみたいだからつい、ね」
『フェルナン・カレ』と名乗ったその男性に、マルトは道すがら、今までの事情を話しました。
するとフェルナンは快く、ミンツ大学まで荷物持ちを引き受けてくれました。
2人はバロール港より船で、学問の町ミンツへと向かいます――。
――学問の町ミンツへ、そしてミンツ大学へと到着した2人。
薬の調合ができるという教授のもとへと材料を持ち込み、薬の調合を頼むのですが、教授は何やら青い顔をして悩み、ろくに話も聞いてくれません。
2人は教授の悩みを聞いてあげることにしました。
その悩みとは、教授は大の
猫好きで、たくさんの猫たちを飼っていたそうです。その猫たちが先日近所に落ちた雷にびっくりして、一斉に逃げ出してしまい、いまだ帰ってこないそうなのです。
教授は、愛しの猫たちが今もどこかで震えているかと思うと、仕事も手につかない、という事です。
それならばと、2人は教授の猫たちを探し出してあげると約束をします。
さて、2人は無事に逃げ出した教授の猫たちを見つけられるのでしょうか。
冒険者の皆さん、もしもどこかでフェルナン達を見かけたら、ぜひ力を貸してあげてください!
日程: | 8月26日(土) マクスウェル 8月27日(日) ゼクンドゥス |
※時間は多少前後する場合がございます。
※時間・場所は、マクスウェル・ゼクンドゥス共通となります。
TOEO サイドストーリーとは?
『テイルズ オブ エターニア オンライン』では、ロレッタ、レニイを中心としたキークエストがメインシナリオとして進められていますが、さらにその外伝的なシナリオとして、よりプレイヤーに身近なイベントキャラクターたちがお送りする連続シナリオです。